兄が学校に行かなくなりました。不登校になった理由は、様々でいじめがあったようです。母が学校とか掛け合って、真っ赤な顔をして怒り奮闘していました。兄は、体が小さいせいもあって、いじめられやすい体質です。小学校のときも、母は学校の先生にお願いしていろいろ大変でしたが、中学には入ると、ただでさえ男としての力が有り余ってくる次期でもあったので、毎日カバンがボロボロで、無口で大人しい兄には、つらい毎日だったと思いました。
でも、学校には行かなくてはなりません。不登校だと、将来に悪い影響が出ると父も心配していました。そんなときに、インターネットで催眠療法という情報を父が見つけて、相談したそうです。私はおばあちゃんと留守番をして、兄と両親でカウンセリングに大阪へ出かけて行きました。兄は、無口で何も無表情な感じです。そんな催眠療法で改善するのだろうか、今は新しいそういった精神的な部分のセラピーに期待するしか、手段はなさそうでした。
帰ってきたとき、兄は少しですが笑顔が見えました。母は、転校も考えると言います。フリースクールのパンフレットも集めていたようで、どうしても行きたくなければ、意思を尊重してと思ったらしいです。ところが、兄は翌日学校に行きました。そして、いじめてくる中心の人に向かって「やめてくれ」と大声でどなったそうです。初めての反撃でした。先生や他の生徒も味方をしてくれて、少しずつですが、環境が変わりはじめました。意思を貫く、厳しい状況ですが、精神的なダメージの回復って、すごく環境を変えるのだなと両親も驚いていました。催眠療法、すごく合っていたようです。まだまだ不安定な兄ですが、長い目で見守ることも大切かなと思いました。
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